法政大学鹿児島県校友会の皆様の中には経営者としてご活躍の方も多くおられます。
4月から新入社員を迎えて、新年度をスタートされた方も多いと思います。
史上空前の「売り手市場」であり、働き方改革などの言葉で代表される
新入社員の意識に戸惑いつつ真に「金の卵」に接しておられるでしょう。
新入社員を迎えられる会社はまだいいほうで、
社員を募集しても説明会にも来て頂けない
と商店街の社長から聞いています。
統計で出る数字は、一部の大手企業の数字で、全体の98%を占める「中小零細」企業に
は縁のないことなのでしょうか。
私は大学時代、その後総長をされたこともある「清成教授」の「中小企業論」という
授業が好きでした。
日本経済の強さは、大手企業だけにあるだけでなく、それを支える
技術力や変化対応能力を持つ多くの中小零細企業があるからだ!とする授業は
当時はやりの「大企業から搾取されるだけの中小零細企業」とのステレオタイプの考えを
払拭するものでした。
国民金融公庫(現在は日本政策金融公庫)出身の「清成教授」の授業はその意味で面白く
その後「清成教授」は法政大学総長として改革を進めました。
さて、母校法政大学の受験者数は2018年は12万人を超え全国で第2位
関東圏では第1位となったことは前回のHPにてお知らせしました。
本日は4月2日の南日本新聞の7面「時論」に現在の法政大学総長「田中優子」さん
の記事が出ていました。
「激動の時代の大学とは」と題して書かれています。
法政大学大学憲章をつくり
「自由を生き抜く実践知」
を掲げて改革を続けています。
「教育」から「学び」へ
とてもいい文章です。是非お読みください。(PDFで読めます)
2018年8月25日 城山ホテル鹿児島で開催の
九州ブロック会議には、田中総長が鹿児島へ来られます。
皆さん、ご参加をお願い致します。
法政大学鹿児島県校友会 監事 迫真一